同病院によると、女性は約3年前から入院。筋肉系の病気のため、自発呼吸はほとんどできない状態で、人工呼吸器も自分で取り外しはできないという。女性は他の4人の患者と同じ内科系の病室に入院していた。
5日午後9時半ごろ、看護師が呼吸器の管を点検した際に、呼吸器を装着していることを確認。その後、明け方にかけて看護師が5回にわたって病室を見回った際には異常はなかったという。
しかし、午前7時10分ごろ、看護師が同じ病室の別の患者の対応をしていたところ、呼吸器が外れた際などに鳴るアラームが作動。呼吸器は女性に装着されておらず、機器が正常に作動しているかどうか点検するときなどに使用するテストバッグと呼ばれる袋に装着されていた。
同病院の田中智英事務部長は「非常に重大なことで、患者やご家族に申し訳ない。今後、このようなことが起きないように、改善策を講じたい」と話している。【細谷拓海、岡崎英遠】
・ 小沢氏処分、きょう判断=在宅起訴か不起訴か−陸山会虚偽記載事件・東京地検(時事通信)
・ <京大病院>殺人未遂容疑も視野に 高濃度インスリン検出で(毎日新聞)
・ <普天間移設>中旬にグアム基地視察へ 政府・与党検討委(毎日新聞)
・ 秋葉原17人殺傷 きょう第2回公判 事件の目撃者が証人出廷(産経新聞)
・ <火災>木造住宅全焼、男女2人が死亡 東京・練馬(毎日新聞)